鍋島焼とは、1675年、将軍への献上品を作るため、有田・伊万里(佐賀県有田町、同県伊万里市)地域で選りすぐりの陶工31人を集結させて鍋島藩が築いた藩窯です。
鍋島虎仙窯の祖である川副家は陶器の製作や釉薬研究を行う細工人の家系として代々技術を継承してきました。
1963年、当時の窯主であった川副為雄は「鍋島青磁を多くの人に知ってもらい、使ってもらいたい」との強い思いから、10年以上にわたり青磁釉薬の研究に没頭。
苦心の末、ついに完成した青磁を手に、鍋島虎仙窯は新たなスタートを切りました。
色鍋島、藍鍋島、鍋島青磁
鍋島焼きの特色である3つの技法をさまざまに用いた製品群は卓越した技術力をもつ鍋島虎仙窯だからこそできるラインナップです。