沖縄の風土と文化が育んだ、美しい染め物「琉球びんがた」。
本コンソーシアムは、琉球びんがた事業協同組合、琉球びんがた職人、民間企業との連携を主軸に置いた組織です。
設立の背景は、先人たちによる数々の作品、現在の職人たちの技術、そのほか多くの有形無形の文化を未来につなげ、産業として活性化させることです。
事業の主軸は4つあります。まずはデザインとしてのびんがたの活用(ライセンス事業)。
次に民間企業とのコラボレーション・プロジェクトの推進(普及販売事業)。そして、技術・技法の着実な伝承(技術伝承事業)。
最後に知的財産の保護及びモニタリング(知財モニタリング事業)です。
現代は、情報が広がるスピードが加速し、刻一刻と市場が変化する時代です。人々の心を動かし、癒すのは、悠久の流れの中で進化と洗練を続けた伝統工芸です。
琉球びんがたも、伝統工芸から革新を生み出していく機運に満ちています。
その気持ちを大切にして、日々活動に取り組んでいます。