たなべたたらの里
日本古来の製鉄技術たたらを再現し、鐵づくりから歴史と文化を感じとる
最盛期には日本国内の鉄生産の8割を担ったと言われる奥出雲のたたら製鉄。ものづくりの原点とも言える製鉄技法。ここでうまれる玉鋼は日本の刀剣には欠かせない。近代西洋製鉄の波にのみこまれて衰退した技法を復興し、後世に残す試みをつづける島根奥出雲の田部家が、大阪の地で炉を建て、火を入れ、鐵をつくる。フィナーレの鉧(玉鋼)出しを皆で見守り、その熱量を感じていただきたい。