ーー僕の工芸の定義は手が入っていることともいえます。ものづくりの手の部分が機械とかAI(人工知能)とかに置き換わっていく流れは加速しています。それでも人の手を超えられない部分は残ると思うのです。この、人の手が優れている分野は将来の貴重な雇用を生み出し続ける産業になり、それらは地域の工芸に多くあると思います。それが、地域創生、産地の存続へとつながり、「工芸大国日本」と呼ばれる未来をかたちづくっていくと信じています。
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日経経済新聞にて『日本の地域工芸イノベーション』という題材で、中川政七氏へのインタビューが行われました。どうぞご一読くださいませ。
『日本の地域工芸イノベーションVol.1 』 中川政七商店会長・中川政七氏