入会ご案内

〜祈りとしての工芸〜 登壇者のご紹介③

令和元年、5月17日(金)に開催を予定している「第3回 産地カンファレンスin会津若松2019」。

 

鼎談②でお話しいただくテーマは「工芸とまちの道筋」。

 

ゲストには日本文学研究者・国文学研究資料館館長のロバート キャンベル氏(写真左)と会津若松市現市長を務める室井照平氏(写真右)をお招きし、当協会の代表理事であり、株式会社 中川政七商店 代表取締役会長を務める中川政七の三者で、”まち(町・街・産地…etc)”という文脈に対して工芸のあり方・関わり方について、各地の実例を交えて鼎談いただきます。

 

 

先日、発表された新元号「令和」について、日本文学の研究者として各メディアの取材で取り上げられ、話題となったロバート キャンベル氏は、ニューヨーク市の出身。カリフォルニア大学バークレー校を卒業(B.A. 1981年)後、ハーバード大学大学院東アジア言語文化学科博士課程修了、文学博士(M.A. 1984, Ph.D. 1992年)。1985年に九州大学文学部研究生として来日します。専門は江戸・明治時代の文学、とくに江戸中期から明治の漢文学・芸術・思想などに関心を寄せて研究を行います。テレビでMCやニュース・コメンテーター等をつとめる一方、新聞雑誌連載、書評、ラジオ番組企画・出演など、さまざまなメディアでも活躍されています。

 

第36代 会津若松市の室井市長は、1999年(平成11年)より7年間、会津若松市の市議会議員を務められます。2006年11月(平成18年)から福島県議会議員を1期務め、2011年(平成23年)より現職に着任。会津若松市が世界的にも注目を集める会津大学の立地という強みを活かし、ICT関連企業の集積を積極的に進めています。そしてこの春、官民連携で整備を推進したICTオフィススマートシティAiCT(アイクト)が完成。AiCTの「A」には、「AIZU、AI、 Advance(前進)」の意味が込められているそうです。

 

2017年に当協会を発足した中川政七は京都大学法学部卒業後、2000年に富士通株式会社へ入社。2002年に(株)中川政七商店に入社し、2008年に十三代社長に就任、2018年より会長を務めます。日本初の工芸をベースにしたSPA業態を確立し、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、業界特化型の経営コンサルティング事業を開始。同年11月には、サッカークラブ「奈良クラブ」代表取締役社長に就任。

 

 

文化的視点・地域社会に根ざした視点・経営という視点、三者三様の立ち位置から考える「工芸とまちの道筋」について。当日はどのようなお話が展開されるのかとても楽しみです。

 

 

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申し込み締切:5月10日(金)
※交流会、工場見学会はすでに3分の2の予約が埋まっており、定員に達し次第締め切りとなります。

 

トップ写真:会津若松市提供「スマートシティAiCT(アイクト)

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