2、パネルディスカッション① 工芸と工業の次
漆作家・塗師として輪島で活動される赤木明登さん。自ら職人として手を動かす赤木さんは、これまでとこれからのものづくりをどのように体感し、考えられているのでしょうか。当日は、哲学者の鞍田崇さんと、十三代 中川政七さんとともに、「工芸と工業の次」をテーマに語っていただきます。
1962年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科を卒業後、編集者を経て、1988年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進さんのもとで修行をし、1994年に独立。現代の暮らしに息づく生活漆器=「ぬりもの」の世界を切り開く。1997年ドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」展、2000年に東京国立近代美術館「うつわをみる 暮らしに息づく工芸」展、2012年オーストリア国立応用美術館『もの 質実と簡素』展に招待出品。
”二十一世紀を生きるすべての工人のために”記された著書、『二十一世紀民藝』〈美術出版社〉が3月8日に発売されました。そのほかの著書:『漆 塗物物語』〈文藝春秋〉、『美しいもの』『名前のない道』〈ともに新潮社〉
日時:5月18日(金)13:30~17:30
開催場所:飛騨・世界生活文化センター・飛騨芸術堂(岐阜県高山市千島町9001-1)
会費:無料
定員:500名