2、パネルディスカッション① 工芸と工業の次
哲学者の鞍田崇さんは、近年「いまなぜ民藝か?」という切り口から、私たちの暮らしのあり方について、様々な問いかけをおこないます。日本各地のものづくりの現場へと足しげく通い、鞍田さんはどのような考えを深められているのでしょうか。当日は、漆作家・塗師として活動される赤木明登さんと、十三代 中川政七さんとともに、「工芸と工業の次」をテーマに語っていただきます。
1970年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学)。現在、明治大学理工学部准教授。理工学研究科新領域創造専攻安全学系を担当(2017年度より組織編成により建築・都市学専攻総合芸術系と兼務)。近年はローカルスタンダードとインティマシーという視点から、工芸・建築・デザイン・農業・民俗など様々なジャンルを手がかりとして、現代社会の思想状況を問う。著作に『民藝のインティマシー 「いとおしさ」をデザインする』〈明治大学出版会 2015〉など。http://takashikurata.com/
日時:5月18日(金)13:30~17:30
開催場所:飛騨・世界生活文化センター・飛騨芸術堂(岐阜県高山市千島町9001-1)
会費:無料
定員:500名