2、パネルディスカッション① 工芸と工業の次
「ものづくりだけにフォーカスするのではなく、工芸品メーカーの経営そのものを強くして、業界全体を底上げする。自らの手と頭と足を使ってやっていかないかぎり、工芸の未来は開けない」。協会発足時、そのように語った中川さんは、産地の未来にどんな姿を見ているのでしょうか。当日は、漆作家・塗師として活動される赤木明登さんと、哲学者 鞍田崇さんとともに、「工芸と工業の次」をテーマに語っていただきます。
1974年生まれ。京都大学法学部卒業後、2000年富士通(株)入社。2002年に株式会社中川政七商店に入社し、2008年に社長就任。2016年に「中川 政七」を襲名。「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、業界特化型の経営コンサルティング事業を開始。2015年には独自戦略により高い収益を維持している企業を表彰する「ポーター賞」受賞。「カンブリア宮殿」などテレビ出演のほか、経営者・デザイナー向けのセミナーや講演歴も多数。著書:『経営とデザインの幸せな関係』〈日経BP社〉『日本の工芸を元気にする!』〈東洋経済新報社〉
日時:5月18日(金)13:30~17:30
開催場所:飛騨・世界生活文化センター・飛騨芸術堂(岐阜県高山市千島町9001-1)
会費:無料
定員:500名